中性脂肪のコラム

中性脂肪に配慮したアルコールとの上手な付き合い方

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中性脂肪とは体内の脂質の一種で、人間が活動するために必要なエネルギーとなります。
一般的に体脂肪と呼ばれるものがこれにあたり、そもそも食べ物の摂取が困難なときに内臓の働きや体温を保つためのエネルギーの貯蔵庫となっています。
つまり、本来中性脂肪は生命の維持に必要なものですが、過剰に蓄積されてしまうと内臓肥満と呼ばれる状態になり、さらに酷くなると、脂質異常症を引き起こします。
脂質異常症は自覚症状があるわけではないので日常生活においてすぐに支障があるわけではありませんが、放置しておくと血液がドロドロになり、動脈硬化などを引き起こして、脳梗塞や心臓病といった命に関わる病気のリスクを高めます。
このように、少々厄介な中性脂肪ですが、アルコールとも密接な関係を持っています。では、中性脂肪にも配慮した、アルコールとの上手な付き合い方とはどんなものでしょうか。

アルコールによって中性脂肪が増加する原因

アルコールには中枢神経を麻痺させる作用があり、過剰に摂取すると気分が高ぶったり呂律が回らなくなるなど、体にさまざまな影響を及ぼします。これが飲酒によって酒に酔った状態ですが、体内では摂取されたアルコールを肝臓で水と二酸化炭素に分解し体を正常な状態に戻そうとします。
アルコールの分解が終わると酔いはさめますが、このとき、脂肪酸の分解は後回しになります。
脂肪酸は消化器官が脂肪を消化して肝臓に送られ、肝臓で分解や再合成によって体内で有用な物質に変化します。中性脂肪もこのうちのひとつですが、肝臓で脂肪酸の分解が滞ると、アルコールを摂取していない状態のときと比較してより長い時間中性脂肪の合成をうながす酵素が働き続け、結果としてより多くの中性脂肪がつくられてしまうのです。

アルコールだけが中性脂肪増加の原因ではない

飲酒が中性脂肪の増加を招くのは、アルコールだけが原因ではありません。アルコールを摂取する際には脂質の多いものを食べる傾向があり、アルコールの分解を行っている肝臓では、これを分解する余裕がありません。
アルコールを過剰に摂取することはもちろんですが、飲酒の際には食べすぎにも注意が必要なのです。
このため、カロリーの高い食べ物は避け、低カロリーの食材を選ぶことが大切です。
また、飲酒の際に何か食べる場合でも食物繊維の多い食材を意識的に摂るようにすれば、アルコールの吸収を抑える効果も期待できます。

中性脂肪に配慮したビールの飲み方

アルコールによって中性脂肪が増加するメカニズムを考えると、お酒の種類によって差があるわけではなく、量に原因があることがわかります。
近年、健康志向の高まりもあり、糖質ゼロを謳ったビールが数多く販売されています。確かに糖質は消費しきれないと中性脂肪に変化し、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられますが、糖質オフビールも従来のビールと比較して、糖質量はさほど変わりません。
もし、中性脂肪を気にしながらもビールが飲みたいのであれば、飲みすぎに注意したほうが効果は大きいといえるでしょう。
糖質オフというイメージだけで安心して飲みすぎてしまうようであれば、ビールの種類ではなく、適量を守ることのほうが中性脂肪対策には有効といえます。
また、ビールはつい一気飲みをしてしまいがちですが、そうすると血糖値が乱高下し、食欲のコントロールが困難になります。また、胃腸にも悪影響を及ぼすので、ゆっくり飲むことを心がけるのも大切なことです。

中性脂肪に配慮したチューハイの飲み方

チューハイもビールと同じように糖質オフの製品が数多く発売されています。
ただし、もともとチューハイは蒸留酒なので、製造工程で原料に含まれる糖質はありません。むしろ、チューハイにおいて重要なのはそれがいったい何で割られているかということです。
当然のことながら、果汁などで割られたチューハイは糖質を含みますが、ウーロンハイや緑茶ハイといったお茶で割られたものであれば、糖質は含まれません。
ビール同様、チューハイも適量を守ることは必須ですが、こうした、割られているものの種類に配慮することで中性脂肪の増加につながる糖質の摂取を抑えることができます。

中性脂肪に配慮したウイスキーの飲み方

ウイスキーも蒸留酒のため、中性脂肪の原因になる糖分がほとんど含まれません。そればかりでなく、抗酸化作用が期待できることで知られるポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは活性酸素を除去する効果が高く、体の老化を抑制する効果が認められ、エラグ酸が含まれているので肌のシミやソバカスといった色素沈着を軽減する美白効果もあるといわれています。
また、ポリフェノールはそれだけではなく、脂肪生成を抑制する働きがあり、中性脂肪を抑止して、アンチエイジング効果があることも特徴のひとつとなっています。
ただし、アルコールである以上、中性脂肪対策においても飲みすぎは逆効果です。目安としては1日60ml、ダブルであれば1杯分ほどの量が適量です。
ウイスキーと同じ蒸留酒ではブランデーもありますが、こちらにもポリフェノールが含まれ、近年は男性だけでなく、女性の間でも人気が高まりつつあります。

中性脂肪に配慮したワインの飲み方

ウイスキーにも含まれるポリフェノールですが、やはりポリフェノールが含まれる代表格といえばワインです。
ポリフェノール以外にも、ピセアンタノールが含まれているため、脂肪生成を抑制する働きも期待できます。
ただ、同じワインでも白ワインは製造過程で皮や種を使用しないためポリフェノールは含まれません。しかしながら、カリウムやミネラル、マグネシウムが豊富なので、白ワインはどちらかというと歯や骨の生成をはじめ、利尿作用があるのでデトックス効果が期待できます。
このように、中性脂肪対策であれば、白ワインより赤ワインが有効で、適量は1日にグラス1杯~2杯が目安となります。

中性脂肪に配慮した居酒屋での楽しみ方

中性脂肪が気になってもお付き合いで飲みにいかなければならないし、せっかくいくのであれば楽しみたいという方は、注文する料理に配慮してみましょう。
居酒屋での定番メニューとしては魚料理がありますが、魚はお酒との相性が良いばかりでなく、中性脂肪対策にも有効です。
特に、マグロやイワシといった青魚には、中性脂肪を抑制する効果のあるDHAやEPAが含まれているためおすすめです。
とはいえ、中性脂肪をコントロールする上でもっとも悪影響を及ぼすのは暴飲暴食です。食事もお酒も自分をコントロールして適量を維持するのが重要となってきます。

このように、お酒には適量であれば中性脂肪を抑制する効果が期待できるものもあり、また適度なアルコールは血流を改善し、代謝も向上します。
ところが適量を超えてしまうとたちまち、中性脂肪を増やす原因となってしまいます。
このため、アルコールと中性脂肪の関係は、とにかく「適度」が大切といえるのではないでしょうか。

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